「Data Centric Membership(データ セントリックメンバーシップ)」と掲げ、データ活用で躍進を続ける楽天グループ。副社長執行役員、そしてCIO(Chief Information Officer)& CISO(Chief Information Security Officer)として、その戦略を研ぎ澄ましてきた平井康文氏にデータが持つ力について聞いた。 ――70以上のサービスを展開し、国内で1億以上の会員数を抱える楽天グループ。海外も含めると15億人を超えるサービス利用者数がいる。非常に早い時期から、しっかりとデータ活用へ取り組んできたことで知られるが、現在、その世界観を「