AI・ビッグデータの存在は、アカデミアの世界やビジネスシーン、私たちの日常生活など、あらゆる場面に浸透し、身近なものになりつつある。しかし、それらを有効かつ安全に活用するためには一定以上のリテラシーが必要だ。そこで教育機関における基礎力の養成が重要な意味を持ち始めている。 そうした中、法学部をはじめ人文・社会科学系の学部を多く持ち、130年以上の歴史を誇る中央大学は、AI活用に重要とされる「人間中心のAI社会」の実現に向け、全学的な取り組みを進めている。同大学が行うAIやデータサイエンスへのアプローチを、大きく3つに分けて紹介する。 中央大学では、2020年4月にAI・データサイエンスセンター