日本では気候変動を巡る「脱炭素」の取り組みに注目が集まるが、グローバルな企業の関心事は気候変動だけでない。欧米を中心に環境・人権面に配慮した消費やサプライチェーンの構築が重要視されている。企業の存在理由は、この10年で利益追求から「社会価値と企業価値の創出をどう両立させるか」に変わった。その中で、企業はどのようにフェアトレードを実践しようとしているのか。