宿曜道(すくようどう)とは、平安時代、空海とその後に大陸に渡った学僧より日本へもたらされた密教の占星術。空海は遣唐使として中国に渡り、多く仏典を携えて帰国した。そのリストである『御請来目録』に記載されている経典の約8割が『不空三蔵和尚譚』である。