平成9年5月からスタートしたデザート部門は、予測通り順調に売上を伸ばしながらも、予想通り赤字を垂れ流し続けていた。他のカテゴリーに比べ担当エリアが広く、担当店舗数の多いデザートは、生産性を高め生産量が一定数に達すれば、間違いなく収益は上がると恭平は信じていた。