国立大学の研究能力の低下や財源不足が問題とされている。学長や学界の重鎮からも、「国立大学の法人化は失敗だった」という声が聞かれる。法人化後に運営費交付金が削減されて大学の運営が苦しくなり、若手研究者の育成ができないというのだ。