我が国が本格的な人口減少社会に突入し、特に地方において地域共同体の希薄化・空洞化が進むなか、共同体に貢献する「地域人材」の育成の重要性が高まっている。特に、医療分野において地域に密着した業務を行う人材の育成は重要である。しかし、現在において都市部と地方部の医療格差は依然大きい状況にある。その中で特異な例を熊本県に見ることができる。