万延元年(1860年)、アメリカに向けて日本を発った使節団は、途中大しけに遭い、急遽ハワイに上陸する。サムライたちにとって目新しいものばかりだったが、ハワイの国王・カメハメハ4世も珍客を歓待した。ハワイの公文書館には「サムライ上陸」の資料が今も大切に保管されていた。