事業承継問題を最も難しくしているのは、経営者たちの「気持ち」だ。「自分の代で終わらせたくない」「創業者(あるいは親)に申し訳が立たない」「従業員が路頭に迷ってしまうのではないか」・・・そうした経営者の気持ちはよくわかる。貿易会社の社長(仮名Aさん)。親の事業を継いでいたのですが、事業自体が下火になっていて、商売の環境を見ると先々回復させるのも難しい。Aさんの会社だけではなく、業界全体が非常に厳しい立場にあった。
増える廃業、「社長の終わり方」が問われる時代
悲劇を生まないために経営者が取るべき選択
2018.10.30(火)
河西 泰
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