30歳未満の人口が国民の約7割を占めるサウジでは、すでに若者の雇用問題が深刻化している。國學院大学で中東経済を研究する細井長氏は、就職の機会を先延ばしにするために大学が増設され、大学生が溢れている現状を指摘する。