今回は、人が置かれた「環境」と「アイデンティティー」の関わりを描いた本を紹介する。 住処を追われた人たちは、新たな土地でその土地なりの生活をすることになるように、住む場所は人間を規定し、住む人の生き方に繋がっていく。