ベン・アリ独裁政権時代のチュニジアは“警察国家”であり、セキュリティーにおいては警察が大きな力を持っていた。ベン・アリはクーデターを恐れていたため軍に力を与えなかったのである。そのためチュニジア軍は装備、そして訓練などの面で十分とは言えず、現在のテロに対抗する力は不足していたと言える。
セキュリティー体制の隙を突かれたチュニジア
民主化の一方でテロに走る若者、関与を深める旧宗主国フランス
2015.3.30(月)
吉田 彩子
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