中條高徳氏が『おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状』で強く憂慮されていたのが、アメリカに骨抜きにされてしまった戦後日本のあり方であった。その中で日本の戦後は「精神的『カルタゴの平和』」であったと述べられている。