美大生と聞いてイメージするのは、静まりかえったアトリエで静物画を描いていたり、凡人には理解できない不可思議な造形作品を孤独に制作する姿だろうか。一般人にとっては、どこかとっつきづらく「感性が鋭すぎて、社会への適応力がなさそうな若者の集団」に思えてしまう。 しかし、武蔵野美術大学デザイン情報学科の長澤忠徳主任教授は「美術大学と名乗っているけれど、武蔵美(ムサビ) は世間の皆さんが考えるような、黙々と絵を描いているような大学では全くない!」と言い切る。「武蔵美の教育の本質は悩み・考えるための思考力と伝えるためのコミュニケーション力を鍛えることだ」と言う。 武蔵野美術大学は文部科学省の
Speak or Die!― 表現力・プレゼン力を鍛える
武蔵野美術大学の演習授業
言葉以外の表現力を持つ美大生こそ、本当のグローバル人材だ
2014.7.3(木)
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