熱海の商店街の外れに小さな食堂をオープンして1年。縁もゆかりもない町にやって来て、ほとんど土地勘もないままに独りでお店を始めるに至っては、友人、知人、家族、そして近所のおじちゃん、おばちゃんたちにまで、随分と心配をかけてしまった。