4月21日は、政策金利引き下げのニュースが、カナダ、スウェーデン、インドから飛び込んできた。カナダの利下げは予想外だった。市場は、カナダ銀行は政策金利である翌日物金利誘導水準を年0.5%に据え置いた上で、23日に発表される金融政策報告で非伝統的手段の導入について発表してくる流れだとみていた。だが、実際にカナダ銀行が選択したのは、0.25%追加利下げと、時期を明示した「時間軸」の付加だった。