3月13日の米WTI原油先物価格(原油価格)は前日比0.37ドル(0.5%)安の1バレル=77.56ドルで取引を終了した。「原油需要が伸び悩む」との懸念が価格の下押し圧力となる展開が続いている。 石油輸出国機構(OPEC)は12日に発表した月報で、「2月の原油生産量が前月比約20万バレル増の日量2657万バレルだった」ことを明らかにした。OPECとロシアなどの大産油国で構成するOPECプラスは1月から自主減産を始めているが、その遵守状況が芳しくない。 イラクが2カ月連続で割り当てられた生産枠を上回る生産を続けているのが主な要因だ。イラクの2月の原油生産量は前月比約1万バレル減の日量420万バレ
米国はイスラエルとの関係を見直すか…世界最大の産油国の座を不動にし、中東地域関与のプライオリティは低下した
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