対応して頂いたのは一般社団法人国際海洋資源・エネルギー利活用推進コンソーシアムの岡村盡(おかむら・しん)さん。訪れた沖縄県海洋深層水研究所は同県の水産業発展に資する水産技術の開発を担っている。 この研究所と周辺の企業、研究所、漁協では、海洋深層水を利用して、車エビの種苗(孵化したての小さなエビのこと。養殖業では種苗と呼ぶ)、海ぶどう、牡蠣、サーモンなどの養殖事業やその技術開発研究が行われている。 いずれも海洋深層水ならではの養殖だということだ。どういうことか。 海洋深層水には特徴が3つある。 この特徴のいずれか、ないしは全てを活かして、さまざまな養殖をしている。 あたらない牡蠣ができるのは、無
「あたらない牡蠣」と「元気に育つ車えび」 沖縄・久米島で実現した瓢箪から駒の海洋深層水利用
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供