タイではかつて大麻所持が警察に発見されると厳罰が科され、長い懲役刑や死刑になることも珍しくはなかった。 だが、2022年6月に大麻を合法化すると、2023年11月までに全国の町や都市にはディスペンサリー(大麻販売所)6000店以上が開店した。 大麻解禁は、あくまで医療等を目的とする使用や栽培で、娯楽目的での使用は認められていないというのだが、世界中から観光客が大勢押し寄せるなど活況を呈している。 バンコク・ポストによれば、最新の調査としてタイ国内の大麻市場規模は2025年には約430億バーツ(約1700億円)に達するらしい。 カナダやウルグアイは大麻の嗜好や医療目的が合法な国として知られている