>>>近江鉄道線「血風録」シリーズの過去記事はこちら>>>近江鉄道・ローカル線のギャラリーページへ(30枚) 2020年3月に開かれた第2回近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会(法定協議会)で近江鉄道線の「全線存続」が決議された。この決議を具体化するためには、いくつかの重要な決断をする必要がある。 まずは、近江鉄道線の存続形態を決めなければならない。そして、鉄道を存続するために必要となる費用と、これらの費用を滋賀県や沿線の10市町で負担すべき割合を決める必要がある。さらに、全線存続によって「どのような近江鉄道線を実現するのか」ということについて「地域公共交通計画」(法定計画)を策定し、これを実施し