この冬は昼夜の温度差が大きく、日によって気温が乱高下することも多い。冬は汗をかかない季節であることに加え、今年は降水量が少ないために空気が乾燥しており、肌の乾燥が起こりやすくなっている。乾燥や寒暖差が激しいとしもやけやあかぎれ、かかと荒れといった体の末端部分の皮膚トラブルを招くリスクが増すといわれている。 また、1月に発生した能登半島地震の被災地では、いまも1万4000人(2月1日時点)を超える被災者が避難生活を送っているが、急激な環境変化に伴うストレスや厳しい寒さなどによって体調を崩す方も多く、しもやけやかかと荒れが生じやすくなっている。重症化すると全身に影響を及ぼすこともあるため、なるべく