「子の看護休暇」制度とは、労働者の子供が病気や怪我をした際に取得できる育児・介護休業法で定められた法定休暇だ。子供の病気や怪我以外にも、子供の予防接種、健康診断の付き添いなども対象となるほか、正規雇用の従業員だけでなく、アルバイトやパート、契約社員など期間に定めのある従業員でも同制度を利用できる。 これまで「子の看護休暇」制度では小学校入学前までの子供が対象とされていたが、今回の改正案では、対象を小学校3年生までに延長する方針だ。さらに、感染症に伴う学級閉鎖や卒園式・入学式などの行事への出席でも利用できるようにする。これに伴い、制度の名称を「子の看護等休暇」に改める方針だ。 看護休暇の取得率はこ