リードを外された犬のように勢いよく今年のスタートを切った日経平均株価(225種)が、かつては手が届かないように見えた「バブル期」の高値、すなわち1989年12月29日に記録した3万8915円さえも視野に入る水準に上昇している。 1月17日の取引途中には、この未知の領域まであと7%強という水準につける場面があった。 現在の市場のムードが維持されれば、1月中に埋められるかもしれない距離だ。 ここまで近づけば、興奮や恐怖から身震いすることは避けられない。 そしてそれゆえに、日本やどうやってここまで(戻って)きたか、そして株価が史上最高値を更新したらそれは日本という国にとって何を意味するのかに関心が向