2023年12月22日、日本政府は「防衛装備移転三原則」および「防衛装備移転三原則の運用指針」(以下「防衛装備移転三原則等」という)を改定した。 旧ルールでは、「ライセンス生産品」の部品のみ、ライセンス元国に移転することを認めていたが、新ルールでは完成品もライセンス元国に移転できるようになった。 ミサイルは完成品である。そして、国内でライセンス生産する地対空導弾パトリオット・ミサイルを米国へ移転(輸出)する方針を決定した。 英BBCニュースは、これは、日本の長年の平和主義政策からの転換となると報じた(BBCニュース「日本、アメリカにパトリオット・ミサイル輸出へ『防衛装備移転三原則』を改定」20