戦後のパクスアメリカーナという世界システムの崩壊が続く。 2020年のコロナ禍で早まり、2022年のロシアウクライナ戦争で加速した。次の新システムへの移行もすでに始まっている。 人類が地球環境を破壊し、食料、水、エネルギー、資源と住む場所を奪い合うことが鮮明になる。 地球との共存の危機が人間同士の争いを加速し複雑化する。否応なく、地球と共存し、生存への物質を確保するための科学とテクノロジーのブレークスルーが不可欠になる。 そして、人類という最も社会的な動物は「種」の保存への「共通合意」を形成せざるを得なくなる。 2050年頃まで続く、こうした崩壊と新生の世界プロセスの中で、日本は大きな役割を果