認証試験の不正により国内の全工場が生産停止に追い込まれた軽自動車最大手のダイハツ工業。同社は現在、トヨタ自動車の100%子会社であり、カンパニー制を敷くトヨタの「新興国小型車カンパニー」内に位置付けられている。 資金支援も含め、トヨタはダイハツを全面支援する考えを示しているが、実はこのダイハツの不正問題が業界再編の導火線に火をつける可能性があると筆者は見ている。 トヨタではトラックを製造する子会社の日野自動車で2022年に大規模な品質不正が発覚した後、日野を支援しながらも一気にダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスと経営統合させる「荒業」を用いた。今回もトヨタや同グループ内では、「ダ
2024年大胆予想!ダイハツ不正で自動車業界が大再編へ、スズキとホンダが焦点
トヨタ軸にまず軽自動車、将来はEV見据え日産・三菱自連合も巻き込み2グループ化か
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