2023年3月に日本の大手製薬企業の幹部社員が中国当局に拘束されたため、多くの日本企業の幹部社員が拘束を恐れて6月頃までは中国出張を見合わせていた。 筆者が4月に北京、上海に出張した際には、中国経済分析等を専門とする学者・リサーチ系の日本人で中国出張に来たのは筆者だけだと言われ、中国現地駐在の多くの方々に「この状況でよく来た」と驚かれた。 北京、上海でお会いした方々からは、筆者が無事に帰国すれば、日本人が中国に行っても安全だという証明にもなるので、何とか無事に帰国することを祈っていると言われた。 上記の拘束事件が多くの日本企業の方々の行動に影響しているのは知っていたが、そのリスクを自分自身の問
反スパイ法施行でも日本企業は中国出張を本格再開
中国通も驚く中国政府の日本企業歓迎姿勢を生かす時
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