実は、全国で発達障害支援センターが乱立した当時から「これはちょっと嫌な流れだな」と危機感を感じていました。というのは、発達障害という研究分野の歴史は浅く、医者によって診断の結果が大きく異なるほか、アメリカでADHDの治療薬として依存性が高いリタリン(メチルフェニデート)という薬が大量に処方され、社会問題になっていたことを知っていたからです。 発達障害の診断は、重度の知的障害を患っている子どもと、学校生活は送れているけれども学習面・行動面で問題が見られる子どもの2つに分けなければいけません。前者に対しては、暴れてしまって生命の危険があるケースもあるので、投薬が必要な場合もあります。ただ、後者に関
マーケット化する発達障害、「薬をやめたら社会に出られない」と脅す医師も
小児科医の成田氏に聞く危うい現状、「ギフテッドだから」と高額請求の塾も
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