8月15日は78回目の敗戦の日で靖國神社に出掛けた。 テレビでは大東亜戦争についていろいろ取り上げていたが、誰もが戦争は嫌だとして平和の重要性を語っていた。 しかし、ほとんどが「話し合いで解決を」で、総じて「なぜ戦争が起きるか」「戦争を抑止するにはどうすればいいか」「戦争に巻き込まれたらどうするか」などの議論には至らなかった。 多くの日本人は幸運にも戦争の経験がなく、戦争は観念的なものでしかない。憲法で戦争を禁止していれば戦争が起きないとさえ思っている人もいるし、戦争が起きたら逃げるという人も多い。 パスポートがなければ脱出できないことも、受け入れ国がないかもしれないということも眼中にない。