2022年8月、北陸・東北地方を中心とした豪雨があり、JR東日本の津軽線も、路盤や盛土の流出、土砂流入などの大きな被害を受けた。次の写真は、数日後にJR東日本から発表された津軽線の被災現場である。 津軽線の蟹田から三厩(みんまや)までが運休となり、現在も復旧の具体的な見通しは立っていない。 津軽線は青森から陸奥湾に沿って津軽半島を北上、蟹田から内陸に入り、今別で津軽海峡側に出たあと、三厩に至るJRのローカル線だ。三厩の少し先には津軽半島最北端の龍飛崎(たっぴざき)がある。また、新青森から青函トンネルを経て新函館北斗まで続く北海道新幹線が近くを並行して走っている。 2022年の大雨被害を受けたの
【全駅調査】復旧か廃止か?一部区間の不通が続くJR津軽線の“今”
復旧工事に推定6億円、JRや自治体の模索続く
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供