米国のジャネット・イエレン財務長官は今月の北京訪問の折、現地の外食産業のために一肌脱いだ。 まず、雲南料理で知られるレストランを代表団とともに訪れて食事をした。そのレストランは後日、イエレン氏に敬意を表し、同氏が堪能したメニューを「財神菜単」と題して公表した。 財務長官はまた、女性の起業家や経済学者との昼食会も開催した(本誌を発行する英エコノミスト・グループからも1人参加した)。 中国が昨年末にゼロコロナ政策を廃止して以来、各地のレストランは繁盛しているものの、中国経済のそれ以外の部分に対して「財神」はそれほど優しくない。 7月17日発表の国内総生産(GDP)統計がその証拠だ。 それによると、
中国経済が陥った苦境はどれくらい深刻なのか?
いやな感じの景気回復、デフレの足音も
2023.7.24(月)
The Economist
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