安倍元総理に初めてお会いしたのは、第1次小泉内閣の副官房長官をされていた頃に遡ります。 2001年か2002年だったでしょうか。政経雑誌「経済界」主幹・佐藤正忠氏の主催する、安倍晋三を囲む会、その名も「夜明けを待つ会」に、父・高雄の代理で出席した時でした。「夜明け」とはもちろん、安倍さんが総理大臣となる日のことです。 歳下の私が言うのもなんですが、当時の安倍さんはまだまだ政治家としては初々しく、いい意味で政治家らしくない風貌をされていました。 10人ほどの会のメンバーは、上場企業の名誉会長、相談役クラスの方たちで、安倍さんから見ても父親くらいの年齢の方ばかり。 安倍さんが、とても気を遣われてい
「読んでて気が重くなる」安倍晋三回顧録、それほど凄まじかった安倍氏の責務
井川意高氏が綴る安倍氏の素顔と人柄、誰もがファンになるフランクな一面も
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