実証飛行では、米リフトエアクラフト社製の「ヘクサ」(全長4.5メートル、高さ2.4メートル、1人乗り)の機体を使う。巡航速度は時速約100キロメートルだ。 空飛ぶ車は日本のベンチャー企業も参入を狙う。スカイドライブ(愛知県豊田市)もその1社で、大阪・関西万博における空飛ぶクルマの飛行実現に向け、すでに大阪府、大阪市と連携協定を結んでいる。同社は将来的に一般の効率的な移動手段や遊覧飛行、それに救急医療での活用も検討しているという。 空飛ぶ車には2つのタイプがある。ひとつは「マルチコプター型」で、ドローンのように複数のローターを回転させて、垂直離着陸や水平飛行をするタイプだ。 もうひとつは「固定翼
大阪万博での「空飛ぶ車」は拙速、機体だけでなく法整備もまだ準備段階
現状ではメリットよりデメリットの方が大きく、いったん立ち止まるのが賢明
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