1991年、ソ連邦は崩壊した。ソ連邦の一部であったウクライナは、独立を果たした。この時、ウクライナ領内には約1900発の核弾頭が取り残されていた。ウクライナは独立国として、この核弾頭保持の意向を表明した。だが、ロシアはもちろんのこと、米国、英国が核拡散防止の観点からこれに強く反対した。ウクライナに対し、核不拡散条約(NPT)への加盟と、核兵器の撤去が求められた。
核放棄から始まったウクライナ危機、力なき外交の現実
力の信奉者、プーチン・習近平が値踏みする米国の「力」
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