今年6月に東京で公開され話題となった異色の映画『愛について語るときにイケダの語ること』が全国のミニシアターでの上映を経て、東京に凱旋する。本作は四肢軟骨無形成症、通称「小人症」の中年男性が末期がんに冒されてから亡くなるまでの、自らのセックスの記録だ。障害、末期がん、セックス、そして死。重いテーマが凝縮された作品が、なぜ人々の心をとらえるのか。プロデューサーの真野勝成氏に話を聞いた。