映画『羊飼いと風船』は、チベットに暮らす羊飼いの一家の家族模様を通じ、チベットの現代社会を描いた作品だ。なんといっても映像が美しい。真っ青な青空とどこまでも続く青々とした牧草地。走り回る子どもたちの手には白い風船が揺れている。ところがそれを見た大人たちが激怒。村を巻き込む大騒動になってしまう。子どもたちの目には風船に見えるそれは、大人が使う避妊具だった。
信仰と政策に揺れ動く、現代チベット「家族の肖像」
映画『羊飼いと風船』
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