第二次世界大戦前、この世界に「社会主義国」はソビエト連邦だけだった。そして大戦後は、東ヨーロッパを中心に次々と新しい社会主義国が誕生した。この東欧の社会主義国は、当初は極めて高い経済成長率を示していた。だがしばらくすると経済はうまく回らなくなり、ついには続々と体制転換が進み、1991年には社会主義の本家・ソ連も消滅してしまった。当初は上手く行っていた社会主義体制はなぜ失敗したのか。そして、多くの社会主義国の消滅は、「資本主義の勝利」「西側の勝利」と言えるのだろうか?
当初は高成長を誇った社会主義国、なぜ崩壊したのか
【連載】ビジネスに効く! 世界史最前線(第61回)
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