今秋の米大統領選挙で、バイデン氏の優勢が伝えられている。そこで注目されているのが、副大統領になるのは誰か、だ。最近になって急浮上しているのがスーザン・ライス元大統領補佐官(国家安全保障担当)だ。だがこのライス氏、「中国に優しく日本に厳しい」人物で、かつて日本政府は対応に苦慮した相手だ。もし彼女が副大統領になると、日米関係はどうなるのか。国際情勢に精通するジャーナリストの歳川隆雄氏に解説してもらった。