今、分子生物学的な手法を組み合わせた「新しい育種技術」(NBT:New Breeding Techniques)が次々と開発されている。しかし、遺伝子の操作を伴う技術を導入することには、慎重になるべきとの考えが起きるのも当然だ。「NBTは遺伝子組換え技術に含まれるのか」をめぐる各国の判断状況について、茨城大学農学部教授の立川雅司氏に話を聞いた。