8月のイスラム国に対する空爆開始以降、各地域でイスラム国の勢いは停滞するようになったが、域内各国の動きは様々である。アラブの春で長年の独裁体制が崩壊または動揺し、他方で中東の秩序維持に対する米露欧の指導力も軍事的強制力も、かつてほどの力はない