ほんの数年前まで、牛丼戦争といえばあくなき値引き競争だった。それが今やなか卯の「牛すき丼」といい、吉野家やすき家の鍋・膳といい、商品の満足度を競う戦いに変容している。もちろん、この争いは客単価の大幅アップをもたらすことになる。「デフレの象徴」とまで蔑まれた牛丼業界だったのに、皮肉にもこの業界が最も早くデフレを脱出するかもしれない。
牛丼屋から牛丼が消えていく?
「脱・牛丼」でデフレ脱却か
2014.2.13(木)
小谷 隆
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