さんまが食べられるようになった理由として、純粋な“さんまのうまさ”があったに違いない。下品、下賎と評されていたさんまを食べてみると「うまい!」。たちまち、庶民の腹と心を満たす食材になっていったのではないか。あるいは、水運などの漁獲物輸送の進歩がその流行に寄与したということもあったかもしれない。
殿様を虜に!「下品」な魚は美味だった
さんま、その食と漁(前)
2013.9.20(金)
漆原 次郎
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