アサド政権を擁護する見方には、大まかに次の3つのタイプがあるように見える。まず、シンプルに「反米」を基準とするタイプだ。「水面下でアメリカが糸を引いている」という陰謀論に陥りやすい考えで、この立場に立つと、自然に「アメリカと敵対するアサド政権は正しい」「アサド悪玉論はアメリカの陰謀だ」となる。
「悪玉なのは反体制派の方」?
シリア内乱を巡る誤った言説を正す
2012.9.25(火)
黒井 文太郎
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