科学者や行政と一般の市民の間、推進派と反対派の間には、いまもなお大変な溝ができていると認識しています。遺伝子組み換え技術を推進しても後退させても、どうしたって不満は起きる。その不満の合計を最も小さくなるようにすることが、合意形成の落としどころになるのではないでしょうか。