マキァヴェッリは君主論の中で、トルコとフランスを侵略する場合を例に挙げて、政体の違いによる侵略と統治のしやすさを分析しています。マキァヴェッリによれば、トルコは侵略するのに骨は折れるが、征服してしまうと後は楽に統治できる。フランスは、侵略は難しくないが、統治するのは大変だ。