* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています*
第4回 サイバーセキュリティフォーラム
基調講演「セキュリティインシデントにどう備えるか − 組織に求められる対応力、初動対応」

開催日:2023年7月6日(木)

主催:JBpress/Japan Innovation Review

 ランサムウエアの高度化や被害額の増加など、サイバー攻撃の脅威が日々増大している中、わが国のサイバーセキュリティを取り巻く状況は、決して楽観視できるものではありません。

 企業におけるセキュリティ対策実施のきっかけが、米国では55.3%が経営層からの指示であるのに対し、日本は同20.2%。「他社でインシデントが起きてから動き出すなど、日本企業はサイバーリスク対応に関する経営層のリーダーシップが弱い」・・・そう指摘するのは、情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所の盛合志帆所長です。

 国内唯一のICT研究機関であるNICTが取り組んでいる課題とは何か。また、企業や公的機関の情報システム担当者向けに実施しているサイバー防御演習を例に、組織でのサイバーセキュリティ人材育成について語ります。

【TOPICS】

  • 脅威を増し続けるランサムウエア
  • サイバーセキュリティが経営課題に挙がらない日本企業
  • NICT サイバーセキュリティ研究所が取り組む5つのテーマとは
  • サイバー攻撃に対峙(たいじ)する「NICTER(ニクター)」と「DAEDALUS(ダイダロス)」
  • あなたの組織のサイバーセキュリティ意識は?
  • NICTが進めるサイバーセキュリティ人材育成プログラムについて