独立して小さいながらも自らの会社を立ち上げたAさんは、自社の知名度を上げ、さらにネット通販での事業拡大を狙ってwebサイトを設営することにしました。なにぶん初めてのことで、サイトのアドレスのことなどもよくわからなかったのですが、ドメインを決める際、頭にあったのは、
「.comとかのほうが、カッコよくない?」

ということでした。後発の小さな会社だからこそ、ちょっと格好をつけた勢いのあるイメージを作りたかったのです。

ところが、誇らしくxxxx.comと刷られた名刺を持って営業に行くと、先々でそれとなく会社がどういった規模でどういった組織なのかを探るような質問を受けることがしばしば。ネット通販のページも順調にアクセス数は伸びているのですが、今ひとつ購買には結びついていないようです。扱っている商品には自信があるし、運営体制にも問題はないはず。顧客からのフィードバックも悪くありません。なのになぜ?とAさんは頭をひねります。気になることと言えば、顧客からのアンケート等に必ずといっていいほど「どういう会社かわからず不安でした……」などと記されていることなのですが……。

co.jpと.com

「それが失敗のもと!」

企業のブランドイメージを高めることはもちろん重要です。ロゴや名刺デザインはもちろん、webサイトのアドレスもそれに含まれるでしょう。「.com」を始め、ドメイン名にはさまざまなものがあり、自社のイメージに即したものを選ぶというのも1つの戦略です。その一方、例えば新規取引先開拓の営業などにおいて、第一印象で相手に与える安心感がどれほど大切かは、ビジネスパーソンなら身にしみておわかりではないでしょうか。

「co.jp」は『安心』『信頼』『日本の企業』とされる

会社のwebサイトやメールアドレスに使われるドメイン名は、いわば企業の看板でもあります。「.jp」の付いたドメイン名は、《日本国内に住所があること》を登録条件としているため、単に日本で登録されたアドレスであるという以上の意味を持っているのです。さらに「co.jp」ドメインは、国内で登記された企業や団体などが1組織につき1つのみ登録できるシステムとなっているため、その組織に対する安心感や信頼感を付加するという効果も期待できます。自社が外からどう見られるかを考えた場合、「.co.jp」は有力な選択となるでしょう。

「ドメインは最初の情報」

ドメイン名は住所のようなもの。
だから、世界にひとつだけ!

インターネットにつながった世界中のコンピュータには、それぞれを区別するための番地(IPアドレスといいます)と名前が割り振られます。この名前がドメイン名と呼ばれ、世界中で決して重複しないように一元管理されているのです。たった1つということで、基本的には先に申し込んだ方が優先的に登録でき、希少な権利として取り扱われています。

すなわち、ドメイン名はそれ自体が価値をもった情報だともいえるのです。特に国内企業を示す「co.jp」は1企業に1つという条件のために、企業のアイデンティティとも直結します。同名(同じ読み)の企業が1つのドメイン名を巡って争奪戦を繰り広げる、などということもしばしば起こります。消費者にとっても、今やwebサイトはその企業や製品を知るための重要な玄関口。ドメイン名は消費者の第一印象に関わる媒体でもあるのです。

「グローバル時代だからこそ『.jp』」

日本企業といえど、今や海外に拠点を置き、国外でのビジネスが主戦場というところも珍しくありません。ですが、それらの多くの企業にとっても、メイド・イン・ジャパンの企業であるという信頼感がひとつのバックボーンとなっていることは間違いないでしょう。新興国の台頭が著しい昨今といえど、メイド・イン・ジャパンのクォリティや技術力への信頼感はまだまだ揺るぎないものがあります。経済における国境が薄くなった現代だからこそ、「.jp」のドメインによる企業アイデンティティ、そしてブランドイメージが重要になってくるのです。一方、逆に日本に進出する外国企業にとっても、特に「co.jp」ドメインを持つということは国内法人を設立しているということでもあり、サポートや管理に対する不安を和らげるイメージが期待できるでしょう。

一部、二部、JASDAQ上場企業の90%以上が「co.jp」を選択!

実際、国内においては一部上場企業のなんと98%、二部、JASDAQ上場企業でも9割を超える企業が「co.jp」を選択しています(2008年8月JPRS調べ)。この実績がさらに日本のドメインに対する安心感と信頼感を高めているといえるでしょう。

より汎用性の高い「.jp」ドメインでは、例えば新製品をアピールするための「新商品.jp」といったドメイン名によって、国内製品であることを示しつつ、誘導性の高いアドレスを利用することができます。企業にとって、「.jp」はそれ自体が大きなブランドともいえるのです。

co.jpドメインではじめる企業ホームページ・Eメールアドレス ~ 詳細はこちら

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