大阪・関西万博の開幕1カ月前となった3月13日、神戸市内のホテルで開かれた関連行事に斎藤元彦・兵庫県知事の姿があった。冒頭で講演に立ち、自らの肝いり事業から語り始めた。「われわれは『ひょうごフィールドパビリオン』というプロジェクトを中心に、万博の機運を高め、そして何よりも万博の盛り上がりを兵庫に取り込んでいくということをさせていただいておりました」 万博開催が決まった2018年から3年間、大阪府の松井一郎~吉村洋文の両知事の下で財政課長を務めた斎藤にとって、万博へ向けた大阪との協調、兵庫への誘客は知事選初出馬の時から掲げてきた重要施策。新年度予算案にも17億6000万円の関連事業を盛り込んでい
【告発から1年】斎藤元彦知事、百条委の報告書を一顧だにせず 分断深まる兵庫県
19日に県の第三者調査委員会が報告書提出も、姿勢が変わる気配なし
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