トランプ大統領の関税攻勢が止まらない。4月12日には、鉄鋼製品とアルミニウムに25%の関税を課した。日本も例外ではない。日本からアメリカに輸出される鉄鋼製品の167品目、アルミ製品の123品目、合わせて290品目が対象となる。武藤経産大臣は訪米し、除外を申し入れたが、容れられなかった。 EU、カナダ、中国などは報復関税という対抗手段に出る。今後の世界経済は縮小する危機に直面している。 4月1日からEUが発動する第一弾の対抗措置の対象になるのは、バーボン、ジーンズ、二輪車などである。4月中旬までに発動する意向の第二弾は、鉄鋼・アルミニウムなどの工業製品、鶏肉、牛肉、野菜などの農産物が対象となる。
トランプの関税攻勢だけじゃない、アメリカによる貿易相手国の「懲らしめ方」、過去に日本はプラザ合意やBIS規制で
【舛添直言】策としては極めてシンプルな「関税引き上げ」だが、報復の連鎖で世界経済縮小の恐れ
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