日本で言えば「文藝春秋」に当たる米月刊誌「バニティ・フェア」にクレムリン・ウォッチャーのミハイル・ザイガー*1記者が「Putinization of America: Can Trump and Musk Outdo Vladimir Putin?」(アメリカのプーチン化、トランプとマスクはウラジーミル・プーチンを追い抜くか)という記事を書いている。 ザイガー氏はこう書く。「クレムリンのエリートたちは、急に頭角を現したイーロン・マスク氏を、トランプ氏の(プーチン氏の超側近で新興財閥の総帥だった)ボリス・ベレゾフスキー氏のような存在になると見ている」「ベレゾフスキー氏はその後、プーチン氏に切られ
トランプとプーチンが共有するルネ・ゲノンの「現代世界の危機」観
バノン、ドゥギン両氏から学んだ米ロ指導者の「保守改革」とは